潤滑油を再生処理するに当り、事前に再生対象の潤滑油が再生可能か否か判定することが必要です。

ユーザー様から4L程度のサンプルを缶容器(洗浄後乾燥したペットボトルでも可)に採取していただき、(潤滑油はゴミや水分が分離するためよく攪拌後採取のこと)弊社にお送りいただきます。

弊社にて潤滑油の内容を見て再生方法を検討いたします。

1回の再生サンプルテストは約1L単位で行います。
4L必要量なのは1回のテストで再生不可の場合や(異なった再生方法でリトライします。)、再生後の分析に必要な数量を確保するためです。

このサンプルテストで、実機再生できるか否か判定いたします。
(もちろんサンプルテストと実機再生では条件が違うためサンプルテストで再生可となった場合でも実機で不可の場合も稀にあります。)

サンプルテストを行うことで実機での再生の可否をおおまかに判断します。

また潤滑油の基本的な数値(密度・動粘度・引火点・全酸価・水分等)を測定、確認することで再生使用可能か、異種油の混合が無いかなどの判定が出来ます

サンプルテストは無料で実施しております。
再生可能かどうか?どのくらいのコストダウンが出来るのか?まずはお問い合わせください。

→お問い合わせはこちらから

サンプルテストで再生可能か診断した後、実機でのテストも行いたい場合は実機サンプルテストを実施することも可能です。

実機でのサンプルテストをおこないたい旨、弊社担当までお伝えください。

実機サンプルテストは4ドラム(800L)程度が必要となります。

また、実施にかかる費用(運搬費用含む)はご負担いただきますのでご了承ください。

実機では白土槽に前処理(混入水や大きなコンタミを除去した後)した潤滑油を投入しスチーム配管で加温いたします。(800L以下では配管が露出して加温ができません。)
その後40枚のペーパーフィルターを装着したフィルタープレス機で潤滑油を濾過いたします。